私たちの目標と達成度 ( 学校評価 )


平成24年度 


 1. 本園の教育目標

     私たちの教育目標

 

 2.本年度(平成24年度)、重点的に取り組む目標・計画

   本年度は、防災対策の強化、環境対策の強化を重点目標としている。

   防災対策の強化としては、最新の情報を基に避難訓練を行い、災害に備える

  と同時に防災への意識を高める。また、訓練での反省点を分析し改善につなげ

  ることで、災害時の対応能力を高めることを目指す。

   環境対策の強化では、省エネ・節水・緑化をさらに進めていくことを目指す。

 

 

 

 3.評価項目の達成及び取組状況

 

<評価項目>

 @ 防災対策の見直し、強化を図る

   {取組状況}避難訓練の強化、防災用品の充実(防災ずきん等)を進めた。

 

 A 環境対策(省エネ・節水・緑化)の推進を図る

   {取組状況}屋上緑化・壁面緑化を行った。緑化と合わせドライミストに

             よる効果によりエアコンの効率向上を図った。

             また照明設備を省エネタイプに切り替えを行った。(水銀灯→LED)

             節水については、プールの排水を水やりに用いたり、節水

             型シャワーを導入した。

 

 B 保護者の利便性向上を図る

   {取組状況}預かり保育の利用を推進するため、19時までコースの

             料金を見直し値下げした。

             また、課外活動とのさらなる連携により預かり保育のチケット

             配布など、より利用しやすくなった。

 

 C 健康・安全対策を図る

   {取組状況}自園給食の開始に伴い、食材の洗い、調理にはピュアウォーター

             を導入した。食器類にも安全性に配慮された特殊な食器を導入

             した。

             夏場の熱中症対策として、ドライミストの配置見直し・熱中症警報

             機の導入・テントの活用を行った。

 

 

 4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果

   本年度の具体的な重点目標は概ね達成されつつある。

   

   防災対策の一環としての避難訓練では、こども達の意識の高まりが

  感じられるようになった。

   環境対策では、特に緑化の一環として行っている野菜の栽培が、教育

  活動としても重要な役割を果たしている。自園給食の開始とともに強化

  している食育とも連携させ、環境・食育・情操教育と横断的な教育効果が

  期待できる。

   保護者の利便性向上に関しては、特に各課外教室との新たな試みで

  ある預かり保育チケットにより、預かり保育利用者が大幅に増加した。

  保護者のニーズに沿い、利便性の向上が図れたと考えられる。

   このように、本年度は新たな試みの中から、その発展・応用への期待

  がもてたことに手応えを感じた。本年度の各種取り組みを順調に発展

  させていき、より充実した教育活動・子育て支援体制の構築を図る、よい

  基礎作りが進んでいると評価する。

  

 

 5.今後取り組むべき課題

 

<課題>

 

@防災対策の強化

  {具体的な取り組み方法}

      避難訓練、特に地震避難訓練時に、導入した防災ずきん等の活用を進める。

      緊急時マニュアルの随時見直しと訓練への活用。

      防災用品・備蓄品の強化。

 

A環境対策(省エネ・節水・緑化)

  {具体的な取り組み方法}

      引き続き節電・節水に努める。

      緑化は、本年度の評価から、設置範囲を拡大する。

    

B地域への貢献

   {具体的な取り組み方法}

      イベントの内容を充実させ、地域の教育の場としての役割を強化したい。

      特にシルバー世代の生涯学習や、交流の場としての役割強化を目指す。 

    

 

C園の各取り組み、活動の保護者への情報提供と共有

  {具体的な取り組み方法}

      学校関係者評価から、昨年度から保護者との情報共有・提供のあり方に課題が

      あるため、引き続き改善に努める。

      また、地域への情報発信も強化する。

    

D健康・安全対策の強化

  {具体的な取り組み方法}

      引き続き衛生管理体制を強化したい。冬場のインフルエンザ対策として

      全室加湿器等の導入ができないか、検討したい。

    

E預かり保育(延長保育)の強化

  {具体的な取り組み方法}

     保護者のニーズを継続して反映し、強化する。

      

 

F学校関係者の評価

   学校関係者の評価として、

      ア) 環境への取り組み

      イ) リスク対応

      ウ) 保護者との情報共有のあり方

      エ) 給食

   に指摘事項あり。

 

   (ア)(イ)に関しては、昨年の大震災の記憶もまだ新しく、引き続き対策の見直しが

   必要との評価。(ウ)に関しては、園と保護者との情報共有に課題ありとの評価。

   (エ)に関しては、本年度からの自園給食に関して課題の指摘あり。

   (ア)(イ)の課題は、保護者の防災意識の高まりに応えるべく、今後も対策を強化する。

   (ウ)の課題は、昨年度からも指摘されているため、引き続き改善に努める。

   (エ)の給食に関しては、自園給食導入初年度ということもあり、主にオペレーションに

   多くの課題がある。本年度の反省を踏まえて、随時改善を行う。

   各指摘事項を受けて、今後も継続して取り組むべき課題とし、平成25年度の目標とする。

   

   その他には、特に指摘すべき事項はなく、妥当であると、認められる。

 

G財務状況

 

 公認会計士監査により、適正に運営されていると認められている。



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