私たちの目標と達成度 ( 学校評価 )


平成26年度 


 1. 本園の教育目標

     私たちの教育目標

 

 2.本年度(平成26年度)、重点的に取り組む目標・計画

   本年度は、@防災対策強化、A環境対策、B地域貢献、C情報提供強化、

  D健康・安全対策の強化、E延長保育の強化を目標としている。

   また、子ども・子育て新制度を控え、保護者に対する情報の提供を行う。

 

 

 3.評価項目の達成及び取組状況

 

<評価項目>

 @ 防災対策の見直し、強化を図る

   {取組状況}避難訓練の強化を推進した。防災マニュアルの見直しを進めている。

           ただし、新制度移行をにらみんだ修正を平行して行っている。

           備蓄品の新たな試みとして、5年保存備蓄食を入園時に用品として

           準備することで、絶えず人数分・期間内の備蓄食を確保することが

           可能となった。なお、卒園/退園時には期間内の備蓄食を返却する

           ことにより絶えず更新され、備蓄食の期限切れ対策ともなっている。

 

 A 環境対策(省エネ・節水・緑化・省資源)

   {取組状況}電気使用量及び水道使用量は昨年度より削減できたが、天候の

           影響が大きかったと思われる。緑化に関しては面積を拡大したが

           生育が思わしくなかった。

           省資源に関しては大きく後退した。新制度に関する配布資料とし

           て、大量のコピー紙とトナーを消費したことによる。

 

 B 地域への貢献

   {取組状況}今年度も引き続き、各種イベントをとおして地域の子育て支援を

           行っている。本年度は特に、食育の強化をテーマとし料理イベン

           トを充実させている。

 

 C 園の各取り組み、活動の保護者への情報提供と共有

   {取組状況}新たな取り組みはあまり行えなかったが、新制度移行に関する

           情報発信に積極的に取り組んでいる。未確定事項が多いため

           情報発信にはホームページを用いず、説明会や紙資料をとお

           して最新情報を提供している。

 

 D 健康・安全対策の強化

   {取組状況}熱中症対策として、日よけパラソルの追加などの対策を強化

           した。

 

 C 預かり保育(延長保育)の強化

   {取組状況}今年度は、より使い勝手の良い延長保育を実現させた。具体

           的には延長保育の利用時間に柔軟性をもたせ、17時以降の

           利用は1時間単位での申込みが可能となった。また、延長保

           育の設定日も増やした。

 

 

 

 

 4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果

   本年度の具体的な重点目標は概ね達成されつつあるが、一部に課題

  を残した。

   省資源の目標は、新制度移行に関する配布資料作成のため大量の紙

  資源を消費してしまったことから、大きく後退した。天候不良によるエアコ

  ン消費電力削減と、ドライミストの稼働日減少による水道利用削減はある

  ものの、環境対策全体としては課題を残した。

   

   新制度移行に関する情報発信の取り組みは、その業務負担から他の

  取り組みを小幅な改善に留めはしたが、在園時保護者はもちろん地域の

  未就園児保護者に対する情報発信として貢献できた。

   

   このように、本年度は昨年度からの新たな試みを推進・発展させるべ

  く取り組み、課題を残しつつも概ね成果を上げていると評価する。

  

 

 5.今後取り組むべき課題

 

<課題>

 

@新制度下の体制確立

  {具体的な取り組み方法}

      新制度への移行に伴い、速やかな体制作りが必要。新制度初年度

      の混乱をできるだけ押さえ、円滑な園運営を目標とする。

 

A情報提供と共有

  {具体的な取り組み方法}

      新制度下の円滑な園運営の為、情報の提供と共有を強化する。

    

B環境対策(省エネ・節水・緑化・省資源)

  具体的な取り組み方法}

      本年度の反省から、特に紙資源の使用削減を目標とする。 

 

C防災対策の強化

  {具体的な取り組み方法}

      従来の防災対策強化を引き継ぎつつ、最近の突発的な大雨など

      への対策も強化する。

    

D健康・安全対策の強化

  {具体的な取り組み方法}

      感染症対策の強化。

      防犯対策の強化。(防犯教室など)

    

E地域への貢献

  {具体的な取り組み方法}

      新制度の定着に向けて、積極的な情報発信を継続・強化する。

      各種イベントをとおして、地域の子育て支援を強化する。

      

 

F学校関係者の評価

   学校関係者の評価として、

      ア) リスク対応

      イ) 保護者との情報共有のあり方

      ウ) 苦情対策

      エ) 不審者対策

   に指摘事項あり。

 

   (ア)に関しては、災害対策の指摘。

   (イ)に関しては、園と保護者との情報共有に課題ありとの評価。

   (ウ)に関しては、新制度下のマニュアル整備の必要性を指摘。

   (エ)に関しては、社会的事件から学習・対策の必要性を指摘。

   (ア)の課題は、最近問題となっている、大雨などの異常気象に対応できる

   対策への見直しを進める。

   (イ)の課題は、新制度下の情報提供の強化を進める。

   (ウ)の課題は、新制度下で新たに必要とされるマニュアルを整備する。

   (エ)の課題は、昨今の凶悪な犯罪事件や事故などから、現状の対策を

   改めて見直す。

   全体の指摘事項として、幼稚園を取り巻く環境の変化に柔軟に対応でき

   るように求められている。マニュアルの整備はもちろん重要であるが、

   より有効な具体的対策を講じる必要性があるため、早急に指摘事項の

   改善に努める。

   各指摘事項を受けて、今後も継続して取り組むべき課題とし、

   平成27年度の目標とする。

   

   その他には、特に指摘すべき事項はなく、妥当であると、認められる。

 

G財務状況

 

 公認会計士監査により、適正に運営されていると認められている。