方針と理念
 
  幼児期は人間形成において、最も重要な時期。
この時期に人間の性格の基礎が決まるとさえ言われています。
昭和24年の創立以来、幼児教育に取り組み続けてきた私たち幼稚園は、
長年積み重ねてきた経験や知識を活かしながら、子どもたちの心身の発達を助け促し、
豊かな人間形成の基礎を築いていけるように、教育内容、施設環境、人的環境の充実に努めています。
 
 
毎日元気でじょうぶな子
  子どもにとって「遊び」とは、生活の大半を占めるとても大切な要素。
遊びを通して、創造性や運動能力が養われます。そして、お友だちや
周りの人とのふれあいの中で人間関係の基礎を築いていきます。
また、遊びの中でのルールは社会性、協調性を育むうえでも大切なことですが、
無理に押し付ける事なく、ひとり一人の速度で
自然に身に付いていくことを期待しています。
わたしたちは、子どもたちが毎日を健康で元気にすごし、
「のびのび」と遊べるために、園のあらゆる環境を整えていきたいと考えています。
子どもたちが「幼稚園、大好き!」「明日も幼稚園へ行きたい!」と思えるように。
 
 
何でも前向きにがんばる子
  お友だちと力を合わせて何かをやり遂げた時の感動や喜び。
始めて挑戦すること、苦手意識を克服することによって得られる自信。
また、動物や自然にふれあいながら、命あるものを尊ぶ心・・・・。
子どもたちは体験や経験の中で様々な事を学び、吸収していきます。
わたしたちは、この大切な時期に何をすべきかを真摯に受け止めながら、
心身ともにバランス良くこどもたちを育むことに日々全力を注いでいます。
たくさんの行事や、成長に合わせてプログラムされた専門講師による指導、
植物を育てること・・・。幼稚園での体験が、子どもたちの根っこの部分を
逞しく豊かにし、困難にも負けず前に進んでくれることを願って。
 
 
自分で考えてやれる子
  感受性の豊かな幼児期。
子どもたちは様々なものに興味や関心をもちはじめます。
私たちは子どもたちの「感じるこころ」を大切に、
自分の思っていることをのびのび自由に表現できる幼稚園でありたいと
思っています。そのために、幼稚園教育の中で心がけていることは、
大人の一方的な押し付けで子どもたちの個性を押しつぶしてしまわないこと。
常に子どもたちの問いかけに耳を傾け、ひとり一人が自分の頭で理解する過程を
見守りながら、自分で考え、判断し、行動できる人に育ってほしいと願っています。